こんにちは!篠丸接骨院です。
前回のブログで、猫背の種類を紹介しました。
その中で「首猫背」の方はスマホ首になっていることが多いことをお伝えしました。
今回は、「スマホ首」について詳しく説明し、チェック法を紹介します!
初めに、スマホ首について説明します。
スマホ首は、ストレートネックとも言います。
本来の正しい姿勢では、首の骨はゆるやかに後頭部に向かってカーブしています。
つまり、背骨が「S」字になっているところを、スマホ首になっている方は、「S」の上部がカーブせず、首・頭が前に傾いている状態です。
スマホ首と言われる所以は、その名の通り、スマホを頻繁操作する人に出やすい症状だからです。
なぜなら、スマホやタブレット画面を見るために頭を前に傾いた状態を取りやすくなるからです。
長時間、頭を下に向けていると、頭の重みがそのまま背骨にのしかかり、背骨への影響は深刻になっていきます。
頭の重さは、成人で4-5kgもあります。
頭がまったく傾いていないときでさえも、首には、5kgの負担がかかっています。
しかしながら、背骨が「S」字にカーブしていることで、頭を支えることができているのです。
この重たい頭が15度前傾するだけで、12kgの負担となり、
60度まで傾斜すると、なんと27kgにもなります。
皆さんも、ペットボトルなど何か重たいものを持ってみてください。
初めはまっすぐに持ち、そして、少し前に傾けてみてください。
手首や腕への負担が違いませんか?
スマホ首をそのままにしておくと、頭の重さ以上の負担があなたの身体に負荷を与えている可能性あがります。
続いて、スマホ首が引き起こす症状を紹介します。
① 首こり
② 肩こり
③ 頭痛
④ めまい
⑤ 手や腕のしびれ
⑥ 腰痛
などなど、特に上半身への影響は大きいです。
それでは、最後にセルフチェック法を紹介します!
1.まず初めに壁際に立ってみましょう。
2.かかと、お尻、肩を壁につけた状態にしましょう。
その時に
頭が壁から離れている、もしくは意識しないと頭が壁につかない人はストレートネックの可能性があります!
スマホやタブレット、パソコンなどの利用によって、頭を斜め下に向けている時間が長くなり、首やその首回りの筋肉が緊張します。
慢性化すると、首こり、肩こりの原因となり、頭痛やめまい、腕のしびれなどに派生していくことが懸念されます。
まずは、スマホ首になっていないか、チェックしてみてください。
なんだかよく分からないという方!
当院では、最新のAIシステムによる姿勢チェックを行っています。
無料で姿勢チェックとカウンセリングをしていますので、是非ご利用ください。
「腰猫背」は、腰が丸くなっている状態を指します。
更に、腰が丸まってきていることによって、背骨を真っ直ぐに戻そうとして起こるのが「腰の反り」です!
【チェック方法について】
1.まず初めに壁際に立ってみましょう。
2.かかと、お尻、肩を壁につけた状態にしましょう。
その時に、壁と腰の間に手をスッと通すことができる場合は反り腰の可能性が高いです!
良い状態は、「猫の手」のように軽くこぶしを握った手が入る状態です。
ぎゅっと握ったこぶしが入ってしまった方!
「反り腰」の可能性が高いです。
反り腰は骨盤の歪みが出たり、すべり症や狭窄症に繋がりやすい原因の一つです!
現在特に症状がない場合でも今後や肩こりや首コリにつながる可能性はとても高いので注意しましょう!